新型コロナウィルスの影響により、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を両立できるワーケーションが、徐々に広まりつつあります。とはいえ、まだまだワーケーションに関する情報が少ないので、行き先を決めかねている人も多いでしょう。
長野県は、都会では見られないような広大な自然が多く残っており、程よく栄えているので、ワーケーション先としてとてもおすすめの地域です。
この記事では、長野県で費用を抑えてワーケーションをする方法や、テレワークプランなどを用意しているホテルをいくつかご紹介しています。長野県でのワーケーションを考えていた方は、ぜひ参考にしてくださいね。
長野県がワーケーションにおすすめの理由

県を挙げてワーケーションを応援している
長野県では、対象地域で宿泊費の一部を支援する”信州リゾートテレワーク実践支援金”を推進しています。支援対象者は下記の通り。
- 長野県外に拠点を有する民間企業や団体等
- 長野県外に拠点を有する個人事業主
県内に3連泊以上滞在し、宿泊旅行代金が1人泊あたり1万円以上であれば、県から宿泊費の援助を受けることができます。具体的な支援額は、1~2泊目は1人泊あたり2,000円、3~7泊目は1人泊あたり3,000円。
県を挙げてワーケーションを応援しているので、その分敷居が低く、気軽に利用することができます。
詳細URL:信州リゾートテレワーク実践支援金
都会からのアクセスがいい
長野県は、特急電車を使えば乗り換えなしで東京から約2時間、名古屋駅から約3時間といったアクセスの良さが魅力。特に短期的なワーケーションを考えている方にとっては、移動時間は重要なポイントですよね。
「移動して1日が終わった…」
そういった事態を避けるためにも、アクセスの良し悪しは事前に確認しておく必要があります。ちなみに、信州まつもと空港は、松本バスターミナルから空港連絡バスを利用して25分なので、比較的利用しやすいです。
時期に関係なく自然の中で遊べる
長野県は言わずと知れた自然豊かな場所です。春は山登り、夏はラフティング、秋はキャンプ、冬はスキーなど、季節関係なく、様々なアクティビティが楽しめます。
せっかく足を伸ばすのなら、普段なかなかできない経験に挑戦してもらいたいところ。仕事を頑張った次の日は、自然の中で思いっきりリフレッシュしましょう!
とにかく観光地が多い
観光地が多いので、一人でも子供連れでも楽しめるのが長野県です。善光寺や松本城など歴史を学べる場所や、アートに触れられる美術館の数々、避暑地として人気の軽井沢、登山初心者から上級者まで遊べる上高地など、驚くほど見所がたくさんあります。
アウトドア、インドア関係なく、自分にあった過ごし方を見つけられる県は、全国の中でもトップクラスと言えるでしょう。
【長野】自治体の移住補助金制度
長野には、移住を検討している方のために、いくつかの移住補助金制度があります。これらの制度を上手く活用すれば、費用を最低限に抑えながらワーケーションを体験することが可能。ただ、あくまでも”移住を視野に入れている人”が対象となるので、その点だけ注意してください。
【立科町】おためしテレワーク@たてしな
補助金額 | 賃料・光熱費共に無料 |
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期間 | 2週間〜6ヶ月 |
対象 | (1)テレワークの実施を検討している事業者 (2)移住や2地域居住を検討している従業員を有する事業者 |
URL | おためしテレワーク@たてしな |
【信濃町】信濃町で移住体験
補助金額 | 6泊までは無料 7泊を超える場合は1泊1,650円(1世帯) |
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期間 | 3泊4日~(最長1ヶ月程度)※土日祝日のみの利用は不可 |
対象 | (1)信濃町へ移住を検討している方 (2)移住体験交流事業に参加される方 (3)移住体験交流事業を実施する団体又は個人の方 |
URL | 信濃町で移住体験 |
【長野】ワーケーションにおすすめのホテル
格安ドミトリーあり!「Mash Cafe&Bed Nagano」
(引用/楽天トラベル)
長野県一の人口を誇る長野市内にあるMash Cafe&Bed Naganoに宿泊すれば、併設されているコワーキングスペースを無料で利用することができます。電源やWi-fi、飲み放題のフリードリンクがあるので、仕事環境は申し分なし。
ドミトリーであれば1泊3,500円で宿泊できるので、宿泊費を抑えることができます。ちなみに、JR長野駅徒歩3分の好立地で、車がなくても大丈夫です!
また、1階にはバーカウンターがあり、地域の方や他の宿泊者の方との交流が気軽にできるのも魅力の一つ。
コワーキングスペース併設!「森のオフィスLiving」
(引用/https://www.morino-office.com/living)
諏訪郡富士見町にある森のオフィスLivingは、会員になれば誰でも使えるコワーキングスペース”森のオフィス”に併設されている宿泊棟です。森のオフィスLivingの宿泊費には、コワーキングスペース使用料が含まれているので、滞在中自由に利用することが可能。
森のオフィスは地元の方も利用しているので、何気ない会話から仕事に繋がることも!?ただ、日曜・祝日は休業なので、その点だけ注意してください。
温泉&スキーが楽しめる「大町温泉郷 黒部ビューホテル」
(引用/楽天トラベル)
車で10〜30分程度でアクセスできる場所にスキー場が3つあり、その日の気分で行き先を選ぶことができます。天候や雪のコンディションが悪い日はホテルでテレワーク、リフレッシュたい日はスキー場で思いっきり滑った後にホテルの温泉でゆっくりする、そんな贅沢なワーケーションがあなたを待っています。
大町温泉郷周辺には、有名な黒部ダムや絶景と出会えるトレッキングコースなどもあるので、スキー以外の観光も楽しめますよ!
お部屋は作業用デスクがあるタイプとないタイプがあるので、予約時に確認しておきましょう。
避暑地でゆったりワーケーション「ホテル サイプレス軽井沢」
(引用/楽天トラベル)
ホテル サイプレス軽井沢は、2020年10月16日にコワーキングスペースを新オープンし、”ワーケーション Plus プラン”の販売をスタートしました。ホテル内にコワーキングスペースがあるので、気軽に足を運べ、旅行をしながら快適に仕事ができる環境が整っています。
軽井沢は長野県の中でも東京に近く、 わずか1時間ほどで行けてしまうのも魅力。「移動に多くの時間を裂けないけど非日常感を味わいたい」という方に、おすすめの場所です。
客室も様々なスタイルがあるので、予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
ワーケーションをするなら長野県はおすすめ!
長野県は、観光地もたくさんあり、季節問わず自然の中で遊べる場所として人気の場所です。多くのホテルでワーケーションプランが用意されていたり、長野県でテレワークを体験してみたい方向けの制度があったりするので、ワーケーションするにはとても良い環境と言えます。
働くときは働き、遊ぶときは遊ぶ、そういったオンオフの切り替えがうまくできれば、充実したワーケーションになるでしょう。